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広島 まさかの連敗最下位…主力不在が響く

[ 2013年3月14日 06:00 ]

<広島・北京国安>後半、勝ち越し点を許し、肩を落とす広島イレブン

ACL1次リーグG組 広島1-2北京国安

(3月14日 北京)
 昨季Jリーグ王者・広島は、まさかの連敗発進となった。1点ビハインドで迎えた後半30分、右足の負傷で欠場したエースの佐藤に代わって1トップに入った石原が、こぼれ球をゴール左に蹴り込んで同点。だが、その4分後にミスから勝ち越しを許してしまうと、佐藤や高萩、森崎兄弟ら主力6人が不在のチームに、再び追いつくだけの力は、残されていなかった。

 ACL初出場となった10年は初戦から3連敗し、1次リーグで悔しい敗退。今大会初戦も本拠地でブニョドコル(ウズベキスタン)に敗れ「最低でも勝ち点1は取りたい」と意気込んだ森保監督は「勝ち点を届けられず、申し訳ない」と肩を落とした。

 G組では唯一、勝ち点なしで最下位。逆転での決勝トーナメント進出に向けて、指揮官は「厳しい状況にはなったが、ベストを尽くす」と言葉を振り絞るのが精いっぱいだった。

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