「飛車角落ち」で決戦へ　ザック監督「代わりの選手が活躍してくれるはず」

　日本は「飛車角落ち」で敵地でのヨルダン戦に臨むことになった。本田と長友の中心選手２人を欠くことになるザッケローニ監督は「代わりに入る選手が活躍してくれるだろうという思いは強い」とチームへの信頼を口にした。

　香川が通常通りに左サイドでプレーするとすれば、トップ下の代役は中村か清武が候補になる。左サイドバックは駒野と酒井高の争いだろう。

　日本はヨルダン戦に勝てば、無条件で本大会出場が決まる。日本の試合前に終了するオーストラリア―オマーンが引き分けなら、ドローでもＷ杯切符を手にでき、優位な立場にあるのは間違いない。ただ、ヨルダンは昨年９月にオーストラリアを破るなど、ホームではしぶとい。不測の事態に動じないチームの底力が試される。