東京Ｖに新加入の高原、Ｊ１昇格へ「経験生かす」

東京Ｖは雪かきを行ったペナルティーエリア内で始動した

　Ｊ２東京Ｖが１５日に始動し、清水から移籍した元日本代表ＦＷ高原が合流した。積雪の影響で、雪かきを行ったペナルティーエリア内だけしか使用できない中、サーキットトレーニングや３対３のボール回しなどのフルメニューを消化。「チームには明確な目標（Ｊ１昇格）がある。そこを目指してチームがまとまり、その中で自分の経験を生かしたい」と抱負を語った。

　大雪の中、１４日に地元・静岡県から半日がかりで都内に移動。この日は道に迷いながら何とか練習場にたどり着いた。ドイツやアルゼンチンなどでプレー経験があり、Ｊ１通算２１４試合７７得点、国際Ａマッチ通算５７試合２３得点を誇る。チームへの影響力は計り知れないが、今季から就任した三浦監督は「皆に期待しているし、高原に特別、期待しているわけではない」と特別扱いしない方針を打ちだした。