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岩渕 独ホッフェンハイム宇佐美と“タッグ”1人暮らし不安なし

[ 2012年11月30日 06:00 ]

移籍会見で初めての1人暮らしに笑顔を見せる岩渕

 ドイツ2部ホッフェンハイムへ移籍する岩渕真奈(19=日テレ)が、同クラブの男子チームに所属する日本代表MF宇佐美との“タッグ”で海外でのプロ生活に挑む。

 29日に日テレのクラブハウスで会見を行い「五輪で通じない部分があったし、環境を変えてチャレンジしたいと思った。日本を代表する選手になって次の五輪では中心になりたい」と、意気込みを語った。

 初の一人暮らしだが不安はない。10月に施設見学などのため渡独。親交のある宇佐美とも会い、蘭夫人の手料理も堪能した。「ドイツに来ても心配いらないと言われました。スーパーの場所も教えてもらったし、奥さんの料理は凄いんですよ」。家事にまだ自信はないが、既にサポート態勢は整っている。

 現在は駒沢女子大に在籍するアマチュア選手だが、大学は休学して、プロ生活に入る。契約期間は13~14年シーズン終了まで。今季1部昇格を果たせなかった場合は、1部クラブへの移籍をホッフェンハイムが支援する確約を取り付けている。現在は右足第5中足骨骨折からの復帰を目指しリハビリ中の岩渕。それでも「皇后杯での復帰を目指している。最後にタイトルを獲りたい」。皇后杯全日本女子選手権優勝を置き土産に、ドイツに渡る。

 ★女子ドイツ2部 南北各12チームに分かれ、各地区内でホーム&アウェーのリーグ戦形式で対戦。各地区優勝クラブが1部の下位2チームと入れ替わりで昇格する。ただし、1部にトップチームが所属しているBチームは昇格の対象外で2位が代わって昇格。南地区のホッフェンハイムは29日現在、消化が1試合多い首位ケルンと勝ち点4差の2位につけている。

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