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U―19日本黒星発進…前半2分の失点で動揺

[ 2012年11月5日 06:00 ]

 U―19アジア選手権は3日、アラブ首長国連邦(UAE)のラスアルハイマなどで開幕し、日本は1次リーグA組初戦でイランに0―2で敗れた。5日の第2戦はクウェートと対戦する。A組のもう1試合はUAEとクウェートが1―1で引き分けた。大会は16チームが4組に分かれて1次リーグを戦い、各組2位までが準々決勝に進む。準決勝に進んだ4チームが来年、トルコで行われるU―20W杯出場権を得る。日本は3大会ぶりの同大会行きを狙う。

 日本は前半2分のセットプレーからの失点で浮足立ち、組織的なサッカーができずに敗れた。吉田監督は「スキル(技術)を封じ込められた。最初は受け身になってしまった」と残念がった。

 エースの久保らのシュートも実らず、野津田が狙った前半30分の数少ない好機も相手GKの好守に阻まれた。後半11分にGKのミスから2点目を奪われ、これで勝負は決まった。久保は「早い時間に先制され、相手に引かれてしまった。いい状況でなかなかボールを受けられなかった」と悔やんだ。1次リーグを突破するには、もう負けられない。吉田監督は「あと2つ勝つしかない」と危機感を募らせた。

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2012年11月5日のニュース