本田　フル出場で後半ロスタイムの決勝弾演出！

ロコモティフ・モスクワ戦の後半、競り合うＣＳＫＡモスクワの本田圭佑（中央）

　ＣＳＫＡモスクワの日本代表ＭＦ本田圭佑（２６）は４日、ホームのロコモティフ・モスクワ戦にトップ下でフル出場。期待された公式戦３戦連続、リーグ戦２戦連続の得点はならなかったが決勝点を演出し、２―１の勝利に貢献した。

　１―１の後半ロスタイム、左サイドでボールを受けると中央にノールックでパス。走り込んだイグナシェビッチがダイレクトで右ミドルシュートを放ち、ＧＫがはじいたボールをベルンブロームが滑り込みながら右足で劇的な決勝弾を決めた。

　執ようなマークに苦しんだ。後半６分には背後から激しいタックルを浴びてピッチに倒れ込んだ。それでも後半８分に相手が退場者を出し数的優位となると、スペースができて真価を発揮し始めた。同１９分にはペナルティーエリア付近で右サイドにはたき、折り返しの右クロスに頭から飛び込んだ。エースＦＷドゥンビアを欠く攻撃陣を最後までけん引し続けた。