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INACに練習拠点 神戸市長「女子サッカーの聖地に」

[ 2012年11月2日 18:53 ]

 神戸市は2日、プレナスなでしこリーグ連覇を達成したINAC神戸の練習拠点「神戸レディースフットボールセンター」が同市の人工島「六甲アイランド」に17日にオープンすると発表した。12月からは女性を想定した一般利用も始まる。矢田立郎神戸市長は記者会見で「女性利用中心のサッカー場は日本初。女子サッカーの聖地になってほしい」と話した。

 17日のオープニングイベントには沢穂希選手らが参加。月内には同センターでの練習が始まる。INAC神戸は強豪で知られるが、これまでは兵庫県内の公営グラウンドなどを渡り歩いていた。

 センターは人工芝のグラウンドやINAC神戸のクラブハウス、観覧席250席を備える。神戸市が約1万9000平方メートルの土地を提供。総事業費は約2億8000万円。

 INAC神戸の選手が参加する女子サッカー教室も定期的に開催する。一般の利用料は平日で1時間5000円。更衣室やシャワー室、授乳コーナーを備えた施設もある。

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2012年11月2日のニュース