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スペイン、イタリアが8強進出 残りはあと2チーム

[ 2012年6月19日 05:44 ]

<イタリア2―0アイルランド>途中出場でゴールを決めたイタリア代表FWバロテッリ

欧州選手権グループC

(6月18日)
 ポーランドとウクライナが共催するサッカーの欧州選手権は18日(日本時間19日)、グループC最終節の2試合が行われ、スペインがクロアチアを1―0で下し、イタリアがアイルランドに2―0で勝利し、それぞれ決勝トーナメント進出を決めた。
【2012年欧州選手権 スコア速報】

 引き分け以上でグループリーグ突破が決まるスペインは、ボールを支配するがクロアチアの激しい守備に、決定機を作り出せない。引き分けでも突破できない可能性もあるクロアチアは、スペインの攻撃力を警戒して引いて守る戦術。

 後半はピンチをむかえるシーンもあり、苦戦したスペインだったが、同43分途中出場のMFナバスが決勝弾を決めて、スペインが1―0で勝利した。

 勝利が絶対条件のイタリアは、敗退の決まっているアイルランドに攻勢をかける。前半35分、CKにFWカッサーノが頭で合わせて、イタリアが先制。

 後半に入ると徐々にアイルランドが押し気味に展開し、イタリアは何度もピンチをむかえるが、GKブッフォンの好セーブで得点を許さない。アイルランドが攻勢を続けるが、終盤にアンドリュースが2枚目の警告で退場。

 直後に途中出場のFWバロテッリがシュートを叩きこんで、イタリアが加点。試合はこのまま終了し、イタリアが2―0で勝利した。

 この結果、勝ち点7のスペインと、同5のイタリアがグループリーグ突破を決めた。

 グループC首位通過のスペインは23日に準々決勝でグループD2位と、2位イタリアは24日にグループD1位と対戦する。

 欧州選手権は準々決勝に駒を進めるチームが、グループDを突破する2チームを残すのみとなった。グループDは19日(日本時間20日)に、スウェーデン―フランス、イングランド―ウクライナの2試合が行われる。

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2012年6月19日のニュース