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新守護神が奮起!デンマーク 完封勝利で“死の組”好発進

[ 2012年6月10日 03:50 ]

<オランダ・デンマーク>オランダを完封し、デンマークの勝利に貢献したGKアンデルセン

欧州選手権1次リーグB組 デンマーク1-0オランダ

(6月9日)
 欧州選手権は9日、オランダ、デンマーク、ドイツ、ポルトガルと強豪がそろった1次リーグB組がスタートし、グループリーグB組のオランダ―デンマークの対戦は、デンマークが1―0と快勝した。

 “死の組”のなかでも下馬評の低かったデンマークは、粘り強い守備で優勝候補のオランダを完封。大会前に代表を離脱した守護神セーレンセンに代わり、この日ゴールマウスを守ったアンデルセンが体を張った守備で勝利に貢献した。

 試合は序盤からオランダが主導権を握りデンマークゴールを何度も脅かすが、シュートをなかなか枠に飛ばすことが出来ない。すると前半24分に相手ペナルティ付近でボールを受けたクローンデリが果敢なドリブル突破をみせエリア内に侵入、飛び出してきた相手GKの股下を冷静に狙いシュート。劣勢だったデンマークが最初のシュートであっさり先制する。

 デンマークはその後もオランダの攻撃を受け続けるが、ロッベンのシュートがポストを叩く幸運にも恵まれ1点リードで後半を迎える。

 後半に入ってもオランダの猛攻は続くが新守護神アンデルセンがオランダの前に立ちはだかる。プレミアリーグ得点王のファンペルシー(アーセナル)らオランダの豪華攻撃陣が放つシュートをことごとくセーブ。後半29分にはフンテラールとの1対1のピンチを迎えるが、勇気ある飛び出しでこれを防ぐとその後も一度も自陣のゴールを割らさせず試合終了。

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