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酒井、同点弾も空砲…柏 敵地で3失点完敗、最下位転落

[ 2012年4月18日 06:00 ]

<柏・広州恒大>後半、勝ち越しゴールを許す柏・GK菅野(右)

ACL1次リーグH組 柏1―3広州恒大

(4月17日 広州天河)
 ACL1次リーグH組の柏は17日、アウェーで広州恒大(中国)に1―3で敗れ、最下位に転落した。

 酒井の意地のゴールも空砲に終わった。0―1で迎えた後半5分、レアンドロ・ドミンゲスのFKのこぼれ球に、右サイドバックが右足を合わせて同点に追いついた。しかし、8分後に勝ち越し点を決められ、後半39分には3点目を失った。酒井は「ゴールはたまたま。同点に追いついたのは良かったけど、そのあとにすぐに失点してしまった」と失点を悔やんだ。

 スタンドに多くの警察官が配置され、主審の笛が聞こえないほど4万人の大歓声とブーイングがこだました。物々しい雰囲気の中での一戦だった。「声が聞こえづらいことは日本でもあること。ただ観客のゴールに対しての盛り上がりが凄くて、選手を乗せているところはあった」と大谷は振り返った。これで最下位に転落。昨季J1王者がアジアでの戦いに苦しんでいる。

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2012年4月18日のニュース