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なでしこジャパン 優勝確率20・8% 東海大研究室が統計で算出

[ 2012年3月13日 17:03 ]

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」がロンドン五輪で優勝する確率は20・8%で、米国に次いで2位―。東海大の鳥越規央准教授(数理統計学)の研究室が13日、統計手法を用いた予測結果を明らかにした。

 鳥越准教授らは、出場12カ国が北京五輪後の2009年から、先日なでしこが準優勝したアルガルベ・カップまでの間に対戦した85試合を調査。対戦のなかった国同士は、共通の第三国との戦績を用いて比較し、強さの推定値を算出、それぞれの優勝確率をはじき出した。未決定のオセアニア代表はニュージーランドと想定した。

 1位予測となった米国の優勝確率は27・3%と突出し、3位スウェーデンと4位英国はいずれも12%台だった。

 鳥越准教授は「英国は五輪開催国であり、昨年のW杯で日本が唯一負けた相手だけに、数値以上に手ごわいかもしれません。なでしこが金メダルを取れるよう応援しています」と話している。

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2012年3月13日のニュース