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23年君臨 ブラジル連盟会長辞任 ロマリオ歓迎「がんを退治した」

[ 2012年3月13日 11:38 ]

健康上の理由で辞任したブラジル・サッカー連盟のテイシェイラ会長(左)

 ブラジル・サッカー連盟は12日、テイシェイラ会長(64)が健康上の理由で辞任したと発表した。同氏は2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会組織委員会の会長からも退き、後任にはホセ・マリア・マリン副会長(79)が就く。

 1989年に就任したテイシェイラ会長は連盟の財政を立て直し、ブラジルを94年と02年のW杯優勝に導いた一方、数々の汚職、脱税など不正の疑惑が絶えなかった。

 同代表の監督人事にも強い影響力をもっており、その選考などには批判もあった。

 元代表選手で国会議員のロマリオ氏は「われわれはブラジル・サッカー界のがんを退治した」と辞任を歓迎した。

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