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五輪切符弾だ!酒井 異例のDF“得点王”狙う

[ 2012年3月13日 06:00 ]

五輪予選チーム得点王を狙う酒井

ロンドン五輪アジア最終予選C組 日本―バーレーン

(3月14日 国立)
 14日のロンドン五輪アジア最終予選バーレーン戦(国立)に臨むU―23日本代表は12日、都内で約1時間半、一部非公開で調整を行った。

 引き分けでも五輪出場が決まる有利な戦いだが、公式戦2戦連発中のDF酒井宏樹(21)がゴール奪取を宣言。2月22日のマレーシア戦でも先制点を挙げるなど、今や関塚ジャパンの貴重な得点源。目指すは五輪切符と異例のDF得点王だ。

 守備の人が主役に躍り出る。不動の右サイドバックとして存在感を示している酒井は、昨年6月23日の2次予選クウェート戦、今年2月22日の最終予選マレーシア戦でゴールを記録。通算2得点は大迫、大津らと並ぶチームトップで「ゴールで貢献できているのはうれしい。守備の自分の役割をした上で得点を狙いたい」と力をこめた。

 DFでは異例となるチーム得点王も見えてきた。これまで五輪予選のチーム得点王はバルセロナがFW山口(7点)、アトランタがMF前園(9点)、シドニーがFW平瀬(17点)、アテネがFW大久保(4点)、北京がFW平山(5点)。アジア最終予選ではFW陣が得点を奪えず、決定力不足に泣いてきたチーム事情もあるが、超攻撃的なプレースタイルが結果に表れている形だ。

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2012年3月13日のニュース