ヒーローになる！大津　バーレーン戦、１トップ起用が浮上

清武（左）と競り合う大津

ロンドン五輪アジア最終予選Ｃ組 日本―バーレーン

（3月14日 国立）
　「ヒーローになるつもりでいます」。大津がいきなり、笑顔で主役宣言だ。

　この日の練習では非公開で複数の布陣をテスト。これまで１トップのレギュラーを張ってきた大迫（鹿島）が累積警告で出場停止となるため、大津は主戦場であるサイドだけでなく１トップにも入った。

　大津の特長は足元のテクニックを駆使したドリブル突破。昨年７月にドイツに移籍してからは、これに力強さと得点への執着が加わった。生粋のドリブラーがポスト役となる可能性も出てきたが「ＦＷに入ったらボールを収めることが大事になると思う」とチームの勝利、五輪切符獲得に向け、既に頭の整理もできている。「前でもサイドでも自分らしさをしっかり出したい」と言い切った。