×

「あこがれ」レアル相手に躍動 本田が攻撃の流れ変えた

[ 2012年2月22日 09:01 ]

レアル・マドリード戦の後半、攻め込むCSKAモスクワの本田

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグは21日、各地で決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、CSKAモスクワ(ロシア)はホームでレアル・マドリード(スペイン)と1―1で引き分けた。

 昨年9月に右膝を手術したMF本田圭佑は同11月以来の3カ月ぶりの復帰。0―1の後半23分から途中出場すると、速攻頼みで単調だったチームの攻撃を変えた。「全然攻撃になっていなかった。1、2本、横パスが通れば落ち着くだろう」。ピッチ脇で冷静に観察していた司令塔が入り、中盤でパスやドリブルでアクセントをつける。するとチームが活性化。良い流れで迎えた後半ロスタイム、本田とパス交換したジャゴエフが中央にクロスを送り、この折り返しをウェルンブロームが蹴り込んだ。

 それでも「まだ本調子にはほど遠い」と本田。「レアルでプレーすることが夢」と繰り返し語ってきた25歳が活躍を見せる舞台は、3月14日の第2戦しかない。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2012年2月22日のニュース