沢、シュート練習再開　両足で計３０本打ちこみ

シュート練習を再開した沢

　スペイン遠征で右ふくらはぎを痛めてリハビリを続けていたなでしこジャパンのＭＦ沢穂希（３３＝ＩＮＡＣ神戸）が２１日、兵庫県三木市内のグラウンドでシュート練習を再開した。

　負傷後初の練習内容だったが、両足で計３０本打ち込み「問題なかった」と納得顔だった。シュート練習の直前にはジグザグ走など実戦的な動きも交えた。さらに、２０分間の持久走や１対１でボールキープするメニューなど、さまざまな動きを確認。それでも患部に違和感はなかったという。沢は「あすから（全体練習に）部分合流します」と宣言。トレーナー陣からも合流へのＧＯサインが出た。

　なでしこジャパンは２９日開幕の国際親善大会アルガルベ杯（ポルトガル）に向けて２６日に日本を出発するが、その前に紅白戦などに出場してから合流したい意向で「金曜日（２４日）に実戦をして、そのままアルガルベ杯に行ければ」。完全復活への調整は順調に進んでいる。