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ラツィオ 夏も本田狙う!?破談直後に異例ラブコール

[ 2012年2月2日 06:00 ]

ラツィオへの移籍が破談となった本田

 イタリアの名門ラツィオへの移籍が破談となったCSKAモスクワのMF本田圭佑(25)について、ラツィオからは新たなラブコールが送られた。

 移籍市場が閉まった直後の31日午後7時すぎ。ラツィオのターレ強化部長は「本田獲得に対して大きなオファーを出した。この1月の移籍期間中で最も重要なオファーの一つだったが…」と無念の表情を浮かべた。その上で「選手(本田)の意思は常に明確だった。また、新しいアプローチができる可能性はある」と今夏に再び本田獲得に動く可能性を示唆した。

 交渉決裂の最大の要因は移籍金の支払い方法だった。一時は移籍金1400万ユーロ(約14億円)で合意する見通しが立っていたが、最終交渉では分割払いを希望するラツィオ側に対して、CSKAモスクワ側が一括払いを要求。最後まで平行線をたどった。

 石油企業の支援を受け潤沢な資金を誇るCSKAモスクワは、14年1月まで契約が残る本田を安売りするつもりはなかった。本田はこれまで何度もイングランドやスペインなどへの移籍話が浮上しながら、高額な移籍金がネックとなり実現しなかった。今回も同じ結果となった。しかし今夏も、ラツィオを含めた欧州主要リーグのクラブが獲得に動く可能性は大きい。本田は再び移籍市場の主役を演じることになりそうだ。

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2012年2月2日のニュース