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クラブの地域貢献評価 Jリーグ観戦者調査

[ 2012年2月2日 17:54 ]

 Jリーグは2日、2011年の観戦者調査の結果を発表し、クラブがホームタウンで大きな貢献をしていると考えるサポーターは前年から1・1ポイント増の79・6%となった。東日本大震災で被災したJ1の仙台や鹿島では特に肯定的で、分析した筑波大の仲沢真准教授は「震災を機に、地域貢献が見直されたシーズンになった」と説明した。

 「クラブは各地域で重要な役割を果たしている」「サッカー選手は社会の模範として重要な役割を果たしている」「サッカーは若い人たちの生活に、いい影響を与えることができる」と考える観客の割合も、増加した。

 調査は昨年5~10月にかけて各競技場で行われ、11歳以上の男女1万7125人が対象。約96%の有効回答を得た。

 筑波大が仙台など12クラブを対象に独自調査した結果では、クラブが震災からの復興に重要な役割を果たしていると考えるサポーターは86・3%に達した。

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2012年2月2日のニュース