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玉田 芸術FK弾も…名古屋 1差届かず連覇夢散

[ 2011年12月3日 17:24 ]

新潟に勝利したものの、残念そうな表情の闘莉王(4)ら名古屋イレブン

J1第34節 名古屋1―0新潟

(12月3日 東北電ス)
 J1最終節の3日、首位柏を勝ち点1差で追う名古屋はアウェーで新潟と対戦し、1―0で勝利。6連勝で勝ち点を71に積み上げたが、柏も勝って同72としたため、名古屋は連覇を逃した。

 名古屋は前半、FW玉田、MFダニルソンのドリブル突破などでチャンスをつくったが、新潟の堅守を崩せず。セットプレーではFWケネディ、DF闘莉王らが高さを生かしてシュートを狙ったが、ゴールネットを揺らすことはできず前半を0―0で終えた。

 後半9分、名古屋は玉田の左足で新潟ゴールをこじ開けた。ゴールほぼ正面のFKで、直接ゴールを狙った左足のキックは右ポストに当たってゴールへ。GKが一歩も動けない芸術的なFKで、玉田がチームに大きな1点をもたらした。

 ストイコビッチ監督は「最後の6試合はベストを尽くした。『おめでとう』と言いたい」と柏をたたえた。2連覇は逃したものの、総得点は昨季を13上回り、勝ち点は1少ないだけ。進化した姿を見せた。悔しさをかみしめながらも、小川は「成長して強い名古屋になれていると思う」とうなずき、玉田も「去年より上回っていると思っているし、レベルアップしている」と話した。

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