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Jリーグに女性審判員 初めて公式戦担当

[ 2011年11月27日 20:18 ]

J2の岐阜―富山で選手交代を知らせる梶山芙紗子審判員(左)

 27日に岐阜長良川競技場で行われたサッカーのJリーグ2部(J2)、岐阜―富山で、梶山芙紗子審判員(34)が女性として初めてJリーグ公式戦の審判を務めた。

 梶山審判員は、主にピッチの外で選手交代やロスタイムの目安時間を知らせる第4の審判員を担当した。両チームのベンチの間で試合を見守り、選手が痛んで倒れ込むと、担架の準備を指示するなどした。主審、2人の副審とともにスムーズに試合を終え「緊張したけど、無事に終わってよかった」と笑顔で話した。

 京都府出身の梶山審判員は姫路学院女短大やクラブチームでプレーし、2001年に4級審判員の資格を取得。ことし7月に日本サッカー協会が認定する1級審判員に昇格した。今後について、「女子のワールドカップ(W杯)や五輪の決勝の舞台で笛を吹きたい」と大きな目標を語った。

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2011年11月27日のニュース