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泣き言を言わない香川が…移動疲れ認めた「多少感じていた」

[ 2011年10月8日 09:43 ]

<日本・ベトナム>前半、ドリブル突破する香川(右)

キリンチャレンジ 日本1―0ベトナム

(10月7日 ホームズ)
 日本代表はFIFAランク130位のベトナムに苦戦し、1―0で辛勝した。左FWでスタメン出場した香川真司(22=ドルトムント)は前半24分のFW李忠成(25=広島)の得点に絡んだものの、決定機で外すなど代表戦3試合連続無得点のまま前半だけで交代。「せっかくの地元だったんで何かを残したかったんだけど。何も残せていないし、全然(ダメ)」と自らにダメ出しした。

 右足骨折から復帰した8月10日の親善試合・韓国戦では2ゴールを決めたが、それ以降はドイツでの試合を含めて11試合でわずか1得点。1日のブンデスリーガ・アウクスブルク戦では、移籍後初めてケガ以外で先発から外れた。

 ドイツではクラブと代表との往復がパフォーマンス低下に影響していると報道された。「移動疲れ?そんなの言い訳にしたくない」と真っ向否定していたが、この日の試合後は「ブンデスでの疲れも多少感じていた」とコメント。めったに泣き言を言わない男が苦しい胸の内を明かした。

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2011年10月8日のニュース