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凸凹ホットラインだ!長友、ハーフナー育てる

[ 2011年10月7日 06:00 ]

<日本代表合宿>トラップする長友(左はハーフナー・マイク

キリンチャレンジ 日本―ベトナム

(10月7日 ホームズ)
 1メートル70の小兵サイドバックが、1メートル94の大型ストライカーを育てる。
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 日本代表は7日、ベトナム戦に臨む。6日は試合会場のホームズスタジアム神戸で最終調整。DF長友佑都(25=インテル・ミラノ)は、FWハーフナー・マイク(24=甲府)のゴールをアシストすることを宣言した。

 世界を知る男・長友が自慢のクロスで、期待の超大型FWの代表初ゴールをお膳立てする。

 「高さのあるハーフナーが前にいるとやりやすい。できれば僕がアシストしてあげて、点を決めさせて、自信をつけさせてあげたいね」。公式練習後、長友はそう言ってアシストを約束した。

 Jリーグ発足後の日本代表では歴代最長身のハーフナー(1メートル94)。サイドを切り裂いてゴール前に上げる正確なクロスを武器にする長友にとっては最高のターゲットとなる。「ハーフナーが前にいれば見やすいし、ああいった分かりやすい選手がいればやりやすい」。頭の中には新たなホットラインの青写真がすでにイメージできている。

 3―4―3であれば、ハーフナーはセンターFWで起用される可能性が大。長友はサイドハーフが濃厚でサイドバックよりも高い位置でプレーできるだけに、クロスでアシストできる確率は増す。ハーフナーも「次も(代表に)呼んでもらえるように結果を残したい」と代表初ゴールに向けて気合十分。海外の複数のクラブも視察を計画中のストライカーの飛躍を、欧州の先輩でもある長友がアシストする。

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