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日本 ベトナムに辛勝!3―4―3採用も…李の1点だけ

[ 2011年10月7日 21:44 ]

<日本・ベトナム>前半、先制ゴールを決め駆けだす李

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)アジア3次予選C組第3戦のタジキスタン戦(11日・長居陸上競技場)を控える日本代表は7日、神戸市のホームズスタジアム神戸でベトナム代表と国際親善試合のキリン・チャレンジカップで対戦。圧倒的にボールを支配したものの、得点は前半24分に李が決めた1点だけだった。

 日本は3日から神戸市内での合宿で連係を磨いた3―4―3の布陣を採用、1列目には香川、李、藤本を起用。2列目は長友、長谷部、細貝、駒野が先発出場。GKには西川を起用した。ハーフナー、吉田、川島らはベンチスタート。

 日本代表のザッケローニ監督は後半、長友、香川、長谷部、伊野波の4人を下げ、栗原、阿部、原口、中村を投入。システムを4―5―1に変更した。後半23分には槙野に代えて吉田を入れたが、追加点は奪えず、不完全燃焼に終わった。ただ、ザッケローニ監督が指揮した試合は通算8勝6分け(PK戦勝ち1を含む)で、無敗は守った。

 ▼ザッケローニ日本代表監督の話 タジキスタン戦に向けて、これまで出場時間が短い選手のチェックをした。継続性という点では前後半とも続かなかったが、いい形は出ていた。

 ▼李の話 結果にこだわって臨んでいたので、結果を出せてとりあえず良かった。もっと内容を改善しないと。

 ▼長友の話 久しぶりに代表に帰って来られて、うれしい気持ちもあった。今はシステムをいろいろ試していて課題も出たが、チームとして修正していきたい。

 ▼長谷部の話 全体的に見ればもう少し完成度を高めたかった。試合の中で自分たちで考えてやれないと。チームとして、もうちょっと不真面目になってもいいかなと思う。

 ▼小倉純二・日本サッカー協会会長の話 なかなかチャンスがなかった。ザッケローニさんもいろいろ実験しているから、大変なんだろう。あの先発メンバーでは、あそこまでしかできなかったのでしょう。この教訓をタジキスタン戦に生かしてほしい。

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