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古巣から同点弾!!森本「イメージできていた」

[ 2011年10月3日 06:00 ]

<ノバーラ・カターニア>ゴールを決めて喜ぶ森本

セリエA・第6節 ノバーラ3―3カターニア

(10月2日)
 ノバーラのFW森本貴幸(23)が3試合ぶりのゴールを決めた。2日のホーム・カターニア戦で後半13分から途中出場すると、同20分にヘディングで同点ゴールを叩き込んだ。勝利こそ逃したが、5シーズン過ごした古巣との初対決で今季2得点目を挙げた森本が、ゴール量産態勢に入る。

 どんなゴールよりも、決めたい一発だった。1―2の後半20分だった。左サイドのFKをピナルディが右足でファーサイドに送り、リゴーニがヘディングで中央に折り返す。そのボールに森本が頭で飛び込み、ゴールネットに突き刺した。

 「ああいう形はイメージできていた。ボールが来たら足でも頭でも体でも、どこでもいいから当ててゴールしようと思っていた。最高に気持ち良かった」

 5シーズンを過ごしたカターニアとの初対決。「入るときは不思議な感じがしたが、ピッチでは普段の試合と変わらなかった」と淡々と振り返ったが、特別な気持ちを持って臨んでいたのは間違いない。育ててくれた感謝と、出番を与えられなかった悔しさ。9月17日のカリアリ戦以来3試合ぶりのゴールは、古巣への“思い”が込められていた。

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2011年10月3日のニュース