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遠藤がVアシスト!!G大阪、リーグ通算300勝

[ 2011年10月3日 06:00 ]

J1第28節 G大阪1-0浦和

(10月2日 万博)
 G大阪は2日、ホームで浦和と対戦し、日本代表MF遠藤保仁(31)の決勝アシストで1―0で快勝。勝ち点を57とし、首位を守った。

 狙い通りの決勝点が生まれたのは前半28分だ。遠藤はセンターサークルでボールを受けるとFW李根鎬の動きだしを見計らってロングフィード。痛めている右内転筋の状態は「横ばい」でも、1本のパスでGKとの1対1の局面をつくり出した。冷静な判断で勝利に貢献した遠藤は「浦和はラインが浅いし、速さがある選手もいない。裏のスペースは狙いどころだった」としてやったりの表情。「20周年記念試合」と銘打たれた一戦で勝利し、クラブのリーグ通算300勝ももたらした。

 「ここからは内容より結果。全て獲りにいく」。G大阪の歴史に欠かせない背番号7が、節目のシーズンを最高の形で締めくくることを宣言した。

 <試合前にはセレモニー>試合前にはファンが選ぶ「ベストイレブン」「ベストゴール20」の発表や、スペシャルゲストとして04年から07年まで在籍したDFシジクレイ氏(39)も登場するなど、様々なセレモニーが行われた。また、この1試合のためにクラブでは初めてのカラーとなる黒を基調としたユニホームを作製。チーム関係者は「節目の試合を飾れて良かった」と快勝に安どの表情だった。

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2011年10月3日のニュース