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枝野長官と異例の観戦 菅首相「スピードあるね」

[ 2011年8月20日 06:00 ]

<なでしこジャパン・なでしこL選抜>観戦する(左から)高木文部科学大臣、枝野官房長官、菅首相

慈善試合 なでしこジャパン3―2なでしこリーグ選抜

(8月19日 国立)
 菅直人首相、枝野幸男官房長官、高木義明文部科学相、松本剛明外務相ら政府首脳が、観戦した。日本サッカー協会の小倉会長、女子リーグの小野清子名誉会長らの出迎えを受けると、試合前には両チーム選手一人一人と笑顔で握手を交わし激励した。

 菅首相は18日に自ら国民栄誉賞を授与したチームの戦いぶりに「やっぱりスピードあるね」と感心した様子だった。得点シーンでは拍手を送り、前半終了時に退席する際には記者団に「大変素晴らしいプレーだった」と笑顔を見せた。

 男子A代表では02年W杯日韓大会のロシア戦を当時の小泉純一郎首相が観戦しているが、公式戦ではない試合を首相が観戦するのは極めて珍しい。また、首相と官房長官がそろってスポーツ観戦するのも異例のことだ。衰えることのない“なでしこフィーバー”の勢いの大きさを物語っていた。

 <小倉会長も感激>日本協会の小倉会長は、菅首相をはじめ、閣僚がそろって観戦に訪れたことに感激した。「今までのサッカー界では考えられない。男子?男子でもこんな経験は全くございませんよ。なでしこジャパンが評価していただいた結果。首相も雨の中、これだけのお客さんが来られて感心してました」と話した。

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2011年8月20日のニュース