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モウリーニョ監督 バルサ助監督に目つぶし“挑発”

[ 2011年8月19日 06:00 ]

<バルセロナ・Rマドリード>もみ合う両チームの選手、終盤にゲームは荒れ模様に

スペイン・スーパー杯第2戦 Rマドリード2-3バルセロナ

(8月17日 バルセロナ)
 Rマドリードのモウリーニョ監督が前代未聞の奇行に出た。マルセロが相手MFセスク・ファブレガスへの危険なタックルで一発退場となり、両軍選手が入り乱れた後半ロスタイム。

 レアル指揮官は後方からバルサのビラノバ助監督に近づき、右手の人さし指で右目の眼球を押さえつけた。すぐに引き返すと振り向いた同助監督から側頭部を平手打ちされ、薄ら笑い。既に交代していたエジル(レアル)とビジャ(バルセロナ)に退場処分が下された乱闘の中、敗色濃厚な状況に理性を失ったのか不可解な行動で混乱を招いた。

 指揮官は会見場で「ビラノバ?誰だか知らないな」とおどけ「騒動は私の選手が挑発したものではない」と主張。バルサ先行時にボールボーイが時間稼ぎをしたと非難した。一方バルサ側ではピケが「モウリーニョはスペインのサッカーを傷つけている」と訴え、シャビも「レアルはイメージを考えるべき」と発言。因縁のクラシコは今季も波乱含みとなりそうだ。

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2011年8月19日のニュース