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なでしこヒヤリ?!前半3―0も終わってみれば…

[ 2011年8月19日 21:15 ]

<日本代表―なでしこリーグ選抜>前半、2点目のゴールを決めた川澄

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表は19日、東京・国立競技場での東日本大震災復興支援の慈善試合で、なでしこリーグ選抜と対戦。前半に3点を奪った日本女子代表が3―2で逃げ切った。

 海外組が不在の日本女子代表は2トップに丸山と川澄を起用。最終ラインには熊谷、鮫島に代わって田中と矢野を先発させた。序盤はリーグ選抜に攻め込まれ、ヒヤリとする場面もあった女子代表だが、前半15分、宮間のクロスに近賀が左足で合わせて先制。その3分後には丸山がドリブルで切り崩して川澄がシュート。2トップの見事なコンビネーションで追加点を奪った。さらに、その5分後には宮間のFKに阪口が頭で合わせ3点目。前半を3―0で折り返した。

 日本女子代表は後半、GKを海堀から福元に代えるなど3選手を交代。同4分にリーグ選抜の菅沢にゴールを許すと、終了間際にもPKで1点を失った。

 9月1日から始まるロンドン五輪アジア最終予選(中国)のメンバーで臨む日本代表にとってW杯後初の実戦で、予選に向けた強化試合だった。22日からは岡山県内で強化合宿を行う。

 最終予選は6チームが参加し、3大会連続4度目の出場を目指す日本はタイ、韓国、オーストラリア、北朝鮮、中国の順に対戦。上位2チームが出場権を獲得する。

 ▼小倉純二・日本サッカー協会会長の話 雨の中、2万2049人に集まって頂いた。うれしい。9月1日からの五輪予選で、出場権を獲得できるよう頑張って戦ってもらいたい。

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