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FIFA会長選で買収、AFCハマム会長が永久追放

[ 2011年7月25日 06:00 ]

 FIFAは23日、6月のFIFA会長選で買収行為を行ったとしてアジア連盟(AFC)会長のモハメド・ビン・ハマムFIFA理事(62=カタール)に永久活動停止処分を科したと発表した。今後サッカーに関する全ての活動を禁止される。

 ハマム理事はカリブ海連盟の会合で参加者に各4万ドル(約315万円)を渡したとされ、疑惑発覚後は立候補を辞退。暫定的に活動停止となっていた。同理事はツイッターで「潔白を主張して戦い続ける」と上訴の意向を示した。日本協会の小倉会長は24日「遺憾に思っている。AFCの信頼を取り戻すことが急務」と談話を発表。AFCは29日の理事会で今後について協議する予定だが、近く会長選も行われる見通しで、ハマム理事と対立関係にあった日本にとってはアジアで存在感を増す好機と言えそうだ。

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2011年7月25日のニュース