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ハマム理事 FIFA会長選買収で永久活動停止 

[ 2011年7月24日 08:50 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は23日、ブラッター会長の4選が決まった6月のFIFA会長選で買収行為をしたとして、ハマム理事(カタール)に永久活動停止処分を科したと発表した。今後はサッカーに関する全活動を禁止される。スイスのチューリヒで22、23日行われた倫理委員会で決定した。本人は欠席した。

 アジア・サッカー連盟(AFC)会長のハマム理事は、立候補していたFIFA会長選での票集めのため、カリブ海連合の特別会合で参加者に各4万ドル(約320万円)を渡す贈賄行為を試みたとされた。疑惑発覚後は立候補を辞退し、倫理委員会から暫定的な活動停止処分を受けていた。

 同理事は短文投稿サイト「ツイッター」で「証拠を認めない。自分の潔白を主張し、戦い続ける。自分に可能な法的手段を通じて」との声明を発表した。特別会合を開いたワーナー副会長(トリニダード・トバゴ)も暫定活動停止処分を受けたが、FIFAの役職を6月に辞任したため調査が打ち切られた。(共同)

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2011年7月24日のニュース