永井“アツい”助言を胸に決めるぞ突破弾

名古屋ＦＷ永井はエースとしてロンドン五輪に導くことを誓った

　Ｕ―２２日本代表のエースＦＷ永井謙佑（２２）は、名古屋の先輩ＤＦ闘莉王の助言を胸に最終予選突破を目指す。中東２カ国とマレーシアという暑い国との対戦となったが、闘莉王からアテネ五輪アジア最終予選（ＵＡＥと日本で集中開催）の経験を聞いて「闘莉王さんからは“（ＵＡＥでは）１試合で８キロやせた”という話を聞いた。暑さ対策が重要になる。工夫しないと」と話した。

　永井自身も２次予選の敵地クウェート戦で「喉がカラカラになった。すぐに水分が欲しくなった」と言い、過酷な気候は経験しているが、あらためて気を引き締め直した。

　やるべき仕事は分かっている。「チャンスの時に決めたい」と得点へ意欲を示した。昨年１１月の広州アジア大会のマレーシア戦では先制点を決めた。今年２月の中東遠征バーレーン戦は後半途中からの出場で無得点に終わったものの「前に速くて蹴ってくるイメージ」と特徴は頭にインプットしている。「エースとして？結果を残して、そうなれるようにしたい」。快足ＦＷは早くも気合十分だ。