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悲壮感アルゼ…2戦連続ドローに“BOO~”

[ 2011年7月8日 06:00 ]

<アルゼンチン・コロンビア>不発に終わったラベッシ

南米選手権1次リーグA組 アルゼンチン0―0コロンビア

 南米選手権1次リーグA組の1試合が6日に行われ、開催国アルゼンチンはコロンビアと0―0で引き分けた。FWメッシを軸にした強力攻撃陣を生かせず、2戦連続の引き分け。自力での1位突破がなくなった。

 終了と同時に激しいブーイングに見舞われた。優勝候補のアルゼンチンがふがいない戦いで引き分け。バティスタ監督は「思うようなプレーができていない」と嘆いた。

 前半と後半に最終ラインの不用意なパスミスから1度ずつ決定機を与えるなど精彩を欠き、GKロメロの好セーブがなければ敗れていてもおかしくなかった。期待のメッシはこの日も不発。3トップの中央で起用されながら引いた位置でのプレーが続いた。前半34分に鋭いパスでFWラベッシを走らせる場面もあったが、ゴールにはつながらない。指揮官は「ゴール前で9番が足りないのかも」と漏らし、FWイグアインの先発起用などメンバー変更を示唆した。

 残すは11日のコスタリカ戦のみ。各組上位2チームに加え、3位の中で上位2チームに入れば8強だが、3位突破ならブラジルと準々決勝で対戦の可能性もある。「次は決勝のつもり」。指揮官に悲壮感が漂い始めた。

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