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なでしこ“決勝T予行”イングランド戦へ!

[ 2011年7月5日 06:00 ]

イングランド戦に向けて調整する大野

 女子W杯で8強入りを決めている日本は5日(日本時間6日午前1時15分開始)の1次リーグ最終戦でイングランドと対戦する。3日は1次リーグD組の2試合が行われ、前回準優勝のブラジルがノルウェーに3―0で快勝し、連勝で8強進出を決めた。オーストラリアは赤道ギニアを3―2で下した。

 8強進出を決めている日本にとって1次リーグB組首位通過が懸かるイングランド戦は準々決勝以降を見据えた試金石になる。準々決勝の相手はA組のドイツかフランス。似たタイプの欧州勢との対戦を前に佐々木監督は「3チームともシステムは4―2―3―1。イングランドとどれぐらい戦えるかで、決勝トーナメントで通じるかが検証できる」と狙いを話す。イングランドは1次リーグ自力突破には勝ちか引き分けが必要。本気の相手に格好の「予行演習」ができそうだ。

 イングランドに敗れて2位通過した場合、準決勝で米国と当たる可能性が高い。日本には、過去1度も勝ちのない苦手とは決勝まで対戦したくないという思惑もある。佐々木監督は「本音を言うと、準々決勝の相手はドイツでもフランスでもいい。決勝を目指すなら、米国がいない組み合わせの方がいい」と明かした。

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2011年7月5日のニュース