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15歳で単身ブラジルへ 5年後には名門とプロ契約

[ 2011年5月20日 10:09 ]

 【カズとブラジル】

 ▽82年 静岡学園高を1年の途中で中退し、15歳で単身ブラジルへ渡り、ジュベントスへサッカー留学した。

 ▽85年 キンゼ・デ・ジャウーに移籍後、静岡に凱旋遠征。FW中山(現J2札幌)、武田(現解説者)ら擁する静岡高校選抜とも対戦。キンゼ・デ・ジャウーでの活躍が認められ、翌86年には名門サントスFCと初のプロ契約を結ぶ。

 ▽87年 マツバラへのレンタル移籍などを経てCRBに移籍。日本人として初めてブラジル全国選手権に出場した。

 ▽88年 再びキンゼ・デ・ジャウーに復帰。ビッグクラブのコリンチャンス戦では日本人初ゴールを決めた。この一戦はテレビ中継され、一躍、注目の的に。後にカズはジャウー市の名誉市民にも選出される。

 ▽89年 コリチーバに移籍し、パラナ州選手権優勝に大きく貢献。

 ▽90年 サントスFCに4年ぶりの復帰。パルメイラス戦で1得点1アシストと活躍すると、翌日のブラジル紙はカズ一色。同年7月、日本に帰国し、読売クラブ入りした。

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2011年5月20日のニュース