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ザック監督も呼び掛け ペルージャで復興支援試合 

[ 2011年4月11日 20:16 ]

 東日本大震災に見舞われた仙台市の復興支援を目的に、サッカーの日本代表を率いるイタリア人のアルベルト・ザッケローニ監督らの呼び掛けでイタリア中部のペルージャ市で慈善試合が5月23日に行われることが11日、分かった。

 ペルージャ市出身の日本代表のスタッフが市側に働き掛けて実現した。同市を本拠地とするクラブのペルージャでは、イタリア1部リーグ(セリエA)だった1998年から2000年に、元日本代表の中田英寿さんがプレーするなど、日本と縁が深い。慈善試合ではOB選手選抜チームが、近隣の市長、司法関係者のチームと対戦する。

 ペルージャも97年の地震で被害を受けた。ブラディミロ・ボッカリ市長は、仙台市への文書で「規模は違うが、地震の恐ろしさは知っている」とし、義援金は「津波によって孤児になった子供たちのためのプロジェクトに使っていただければ」と伝えている。

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2011年4月11日のニュース