×

長友フル出場!試合後には会長から直々に賛辞

[ 2011年4月11日 06:00 ]

<インテル・キエーボ>キエーヴォのディフェンダー、サルドと激しく競り合う長友

イタリアセリエA インテル2-0キエーボ

(4月9日)
 インテル・ミラノのDF長友佑都(24)が9日のキエーボ戦にフル出場し2―0の勝利に貢献した。

 リーグ戦3試合ぶりに先発し左サイドバックに入り、後半ロスタイムにスナイデルのパスを受けてシュートを放つなど持ち味の運動量を発揮。後半20分の先制点は攻撃参加した長友が反則を受けて獲得したFKが起点だった。先発した試合は4勝1分けと不敗。「しっかりチームのために走ろうという気持ちでやった。チームメートにうまく生かされて楽しくできた」と充実感を漂わせた。

 試合後のロッカールームではモラッティ会長から直々に賛辞を贈られた。一夜明けた10日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙は長友をマン・オブ・ザ・マッチに選出。「安定した守備を見せ、ゴールすら挙げそうだった」と高く評価した。

 チームは3日のACミラン戦、5日の欧州CL準々決勝第1戦シャルケ戦に立て続けに大敗。スクデッド(リーグ優勝)、欧州CL制覇ともに厳しい状況だが、長友は「みんな諦めていない」と前を向いた。(ミラノ・神尾光臣通信員)

続きを表示

2011年4月11日のニュース