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強権発動!サウジ国王が協会会長を解任

[ 2011年1月17日 06:00 ]

アジア杯 1次リーグB組 日本―サウジアラビア

(1月17日
カタール・ドーハ)
 サウジアラビアのアブドラ国王が成績不振を理由に、サッカー協会のファハド会長を解任した。9日のシリア戦に1―2、13日のヨルダン戦に0―1と格下相手に連敗を喫して既に1次リーグ敗退が決定。ヨルダン戦後には一部選手が酒を飲み朝帰りしたとの情報もありモチベーション低下が確実視されていたが、協会トップの交代がチームに刺激を与える可能性が出てきた。

 シリア戦後に解任されたペセイロ前監督に代わり指揮を執るジョハル新監督は公式会見で協会人事の質問に対して「アジア杯以外の質問には答えられない」とピリピリムードを漂わせたが、マサド主将は「これで終わりではない。今後につなげるためにも勝ちたい」と力を込めた。チームは試合会場とは別の練習場で最終調整を終えた。

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2011年1月17日のニュース