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“国立男”平山、オーバーヘッド弾で先制も…

[ 2010年12月30日 06:00 ]

<鹿島・FC東京>前半39分、FC東京・平山はオーバーヘッドでゴールを決める

 【天皇杯準決勝 FC東京1-2鹿島】敗れたFC東京だが、FW平山がオーバーヘッド弾で魅せた。前半39分、MFリカルジーニョの左クロスに1メートル90の巨体が宙を舞い、左足でジャストミート。ボールは約15メートル先のゴールバーを叩き、鹿島ゴール内で弾んだ。

 「反射的っすね。入るとは思わなかったっすけど」。試合は120分の激闘の末に逆転負け。国見高時代から数えて聖地・国立競技場ではこれで通算14戦で実に20得点目。得点すれば負けない不敗神話はついに途切れたが、“国立男”の面目は保った。日本サッカー協会の小倉会長も開口一番「“平山先生”のゴールが凄かったね」と称えた。
 最後に「オフは実家で休んで、また頑張ります」と平山。9月の大熊監督就任後は12戦8発とゴールを量産。早くもJ2で迎える来季を見据えていた。

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2010年12月30日のニュース