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プレーに気持ち…平山、がむしゃらに4ゴール

[ 2010年2月9日 20:24 ]

中大との練習試合で4ゴールを奪った平山

平山4発圧勝!“香港対策”の練習試合ですが…

攻撃の組み立て意識し練習試合…小笠原「ありがたかった」

 2試合連続で0―0の引き分けだった日本代表。ゴールへの執着心に物足りなさを感じさせるチームの中で、平山が気を吐いた。中大との練習試合で4得点。「自分で点を取ってやるという気持ちでプレーできた」と、がむしゃらにゴールを目指した。
 フル代表デビューとなった1月のイエメン戦でハットトリック。だが、期待されたベネズエラ戦、中国戦と途中出場しながら無得点に終わり「気持ちが弱かった」と反省する。
 だからこそ、鮮やかなループシュートも決めた4点のうち、1点目のミドルシュートをお気に入りに挙げた。20メートル以上あるのに、ちゅうちょなく強引に右足を振り抜いた。気持ちのこもった一発だった。
 代表入り当初は結果を出すことに焦りを感じていた。すっかりチームに溶け込んだ今は「ゴール前で冷静になれれば、絶対に点が取れる」と自信を深めている。
 試合ではチームの他の誰よりも大歓声を浴びる。190センチの長身FWは何かをやってくれそうな期待感を抱かせる。だが、ワールドカップ(W杯)メンバー生き残りの手応えについて「全然ない」と平山。現実を見据えながら香港戦でアピールを目指す。

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2010年2月9日のニュース