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浦和社長更迭へ…消えるフィンケ監督後ろ盾

[ 2009年4月3日 06:00 ]

 浦和の藤口光紀社長(59)が昨季から続く成績不振により、今月限りで退任することが2日、決定的となった。後任は非常勤取締役で、筆頭株主である三菱自動車工業常務取締役の橋本光夫氏が有力。今月下旬の株主総会を待たずに、3日の取締役会後にも発表される見通しだ。社長の任期は1年更新だが、藤口社長は60歳となる来年4月までの続投が基本線だっただけに、事実上の更迭となる。また、藤口社長とともにフィンケ監督の招へいに尽力した新田博利常務取締役も退任が濃厚。複数年契約を結び長期政権を約束されていたフィンケ監督だが、後ろ盾を失い、今後の成績次第では早期退陣となる可能性も出てきた。

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2009年4月3日のニュース