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先発決定的!香川、最年少ゴール狙う

[ 2008年6月14日 06:00 ]

タイ戦の先発が決定的な香川は公式練習で調整

 オマーン戦で相手GKを蹴り、出場停止となった大久保の“代役”は19歳のファンタジスタに託された。W杯アジア3次予選タイ戦でMF香川真司(C大阪)がトップ下で初先発することが決定的になった。日本協会関係者の話を総合すると、この日の練習でトップ下に入り、MF中村俊、MF松井ら主力組と中盤を形成したという。

 「出たら積極的にボールに絡んで攻撃的な面を出していって、局面で仕掛けていきたい」。11日に行われた紅白戦では初めて主力組に入った。ポジションは「生まれて初めて」というトップ下。「攻撃は自由にやれる。守備も積極的にやっていきたい」と気合をみなぎらせた。

 19歳89日で迎えるタイ戦でゴールを決めれば、日本代表のW杯予選最年少記録。77年に金田喜稔(当時中大)が記録した19歳119日を塗り替えるが「常に意識はある。チャンスがあれば取りたい」と歴史に名を刻む意欲は十分だ。「勝つことが大事。動き回って勝利に貢献したい」。本来なら12年ロンドン五輪を目指す選手が、岡田ジャパンを救うべくピッチに立つ。

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2008年6月14日のニュース