×

ドクター警告「熱中症の危険も」

[ 2008年6月5日 06:00 ]

マスカットの岩山を背に、ランニングする日本代表イレブン

 気温40度を超えるマスカットとまだ肌寒さが残る日本との温度差は20度近く。この上ない過酷な条件の危険性を鹿島の関純ドクターは「急に気温が違う場所に行くと、発汗作用がうまく機能しない」と指摘する。海外遠征にも数多く帯同した経験を持つ関氏は「気をつけないと熱中症や脱水症状に陥り、だるくなったり動けなくなる」と話した。対策として同ドクターは「食事面で気をつけることはもちろん、水分を十分に取ることが必要になる」という。練習時間についても「普段は体力が消耗しない涼しい時間帯に行った方がいいし、試合前日などは体を慣らすために試合と同時刻に行った方がいい」と話していた。

続きを表示

2008年6月5日のニュース