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スマイルジャパン、ロシアに敗れ7、8位決定戦へ

[ 2014年2月17日 04:55 ]

ロシア選手(左)と健闘をたたえ合う日本代表

ソチ五輪アイスホッケー

(2月16日)
 女子の5~8位決定予備戦で日本はロシアに3―6で敗れた。ここまで4戦全敗で、五輪初勝利は18日に行われるドイツとの7、8位決定戦に持ち越された。

 日本は0―1で迎えた第2ピリオドに山根(Daishin)が同点ゴール。再び勝ち越しを許した直後に床(西武)が決めて同点としたが、守備が安定せず、たて続けに2点を失った。第3ピリオドに大沢(三星ダイトーペリグリン)の得点で1点差としたが、さらに2点を失った。

 ▼飯塚祐司・日本女子代表監督の話 力負け。守りでパックの処理や、リバウンドの反応に精度を欠いた。パワープレーでも相手との差があった。最後のドイツ戦は総力戦で勝ちにいく。

 ▼近藤陽子の話 まだまだ下を向かずに最終戦に臨みたい。自分たちは(全敗の)長野五輪よりも上に行かなければならない。歴史を変えなきゃいけないと思っている。最後は必ず勝ちたい。

 ▼藤本那菜の話 変則的なシュートも多く、守れなかった。みんながゴールしてくれたのに、私が守れなくて申し訳ない気持ち。DFとの連係がうまくいかない部分もあった。

 ▼浮田留衣の話 ロシアとは練習試合も含めて3試合目だったが、もっと日本のプレーをしていかないと、と思った。自分のプレーからターンオーバーされたのが多く、そこが課題。

 ▼平野由佳の話 第2ピリオドで日本のペースに持っていけなかったことと、パワープレーで点数が取れなかったのが敗因。次の試合ではFWとして速いチェックをして、リズム良くプレーできるようにしたい。

 ▼久保英恵の話 得点を取り、波に乗れるかなというところですぐに相手に得点されたのが痛かった。最後の試合は100パーセント以上の力を出して勝って帰りたい。

 ▼中村亜実の話 きょうは五輪で初めて自分たちのプレーができた。前の試合に比べてハードに戦えたし、走れてもいた。気持ちの表れだと思う。4連敗なんて、なかなかない。そろそろ勝ちたい。

 ▼鈴木世奈の話 大事な時間帯に点を取られ、悪い流れになってしまった。もっとゴール前でハードに戦わないと勝てない。

 ▼大沢ちほの話 悔しい気持ちでいっぱい。課題のパワープレーを生かせなかった。60分間、強い思いで戦ったが、ロシアは簡単に勝たせてくれなかった。(共同)

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