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カーママ「力を出せば勝てない相手いない」「世界は近い」

[ 2014年2月17日 17:52 ]

<日本・中国>第1エンド、2点を先行し喜ぶ小笠原

ソチ五輪カーリング女子 日本8―5中国

(2月17日 アイスキューブ・センター)
 絶対に負けられない戦いで、カーリングの女子日本代表(北海道銀行)が格上の中国に競り勝った。公式戦で今回のメンバーが中国に勝ったのは初めて。「自分たちの力を出せれば勝てない相手はいないと分かった」(セカンド・吉田)と、準決勝進出への可能性を残し、チームの雰囲気は最高潮だ。

 試合前から闘志を燃やしていた。相手は世界ランク5位、日本と同じく準決勝進出に後がない中国。「タイブレークの可能性もあるので、中国戦は落としたくないというチームの強い気持ちがあった」とサードの船山。ミスが許されない展開で、試合を終始優位に進められたのはスキップの小笠原のショットがさえたことに尽きる。

 その小笠原は言う。「こういう強豪とはスキップの勝負だと思っていた。みんなでつなげて私が最後にいいところで決められたので、良かった」。今五輪でベストとともいえる納得のいく試合に笑みがこぼれた。

 「世界は近い。あとは自分で詰めるだけ」と小笠原。次の相手は準決勝進出をすでに決めている世界ランク1位のスウェーデン。思い切りぶつかっていくだけだ。

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