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葛西にメダル授与 レジェンドが表彰台で派手なガッツポーズ

[ 2014年2月17日 01:58 ]

メダルを掲げる葛西

 ソチ冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプの男子ラージヒルで銀メダルを獲得した“レジェンド”葛西紀明(41=土屋ホーム)が快挙から1日たった16日夜(日本時間17日未明)、五輪公園でのメダル授与式に出席し、念願のメダルを手にした。

 冬季五輪日本人最年長の41歳254日で銀メダルを獲得、日本ジャンプ陣にとっても98年長野五輪以来のメダルをもたらした葛西は、3人のメダリストの先頭で入場。にこやかな表情で右手を振って会場の声援に応えた。

 銅メダルのペテル・プレブツ(スロベニア)に続き「ノリアキ~カサイ~」とコールされると、飛び乗るように表彰台に上がり、右手を突き上げて大きく派手なガッツポーズ。さらに両手を突き上げ、喜びを表現した。

 メダルを首にかけてもらうと、手袋を外した右手に持って、愛おしそうに見つめ、笑顔で会場に何度も何度も手を振った。五輪の歴史に伝説を刻んだ男に、会場は金メダルのカミル・ストッホ(ポーランド)を負けない大きな声を送り、快挙を祝福した。

 日本選手団の主将を務める葛西は「日本チームのみんながメダル狙っているんですけど、まだまだ足りないと思っていますし、あしたの団体戦でメダルを増やして、他の競技に勢いをつけたいと思います」と、17日(日本時間18日)の団体戦へ気合を入れ直していた。

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