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競泳メダリストが会見 松田「全員がチームのためにという思い」

[ 2012年8月5日 23:36 ]

 ロンドン五輪の競泳で米国に次ぐ2位の11個のメダルを獲得した日本のメダリストが5日、ロンドン市内のジャパンハウスで記者会見し、男子200メートルバタフライで銅、400メートルメドレーリレーで銀に輝いた主将の松田丈志選手(コスモス薬品)は「戦後最多のメダルを獲得できてうれしい。代表27人全員がチームのために、という思いを持っていた」と喜びを口にした。

 今大会は初代表組の活躍が光った。女子平泳ぎ2種目と400メートルメドレーリレーで三つのメダルを獲得した鈴木聡美選手(山梨学院大)は「まさかの(メダル)連発だった」と笑顔で振り返り、次回のリオデジャネイロ五輪に向け「まだ狙える色のメダルはある」と意欲を見せた。競泳初日の男子400メートル個人メドレーで銅メダルを取ってチームを勢いづけた17歳の萩野公介選手(御幸ケ原SS)は「最高の形でバトンを渡せた。(今後も)自分の目標に向かって努力する」と意気込んだ。

 個人種目ではメダルなしに終わったが、最後の400メートルメドレーリレーで銀メダルに貢献した男子平泳ぎの北島康介選手(日本コカ・コーラ)は「最後は自分らしい泳ぎができた。チーム力でメダルを取らせてもらったのは大きなご褒美だった」としみじみ話した。(共同)

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2012年8月5日のニュース