×

17歳丹羽で8強 カナダに3-0圧勝

[ 2012年8月5日 06:00 ]

日本―カナダ、3番手のダブルスに出場した岸川(左)、丹羽組

ロンドン五輪卓球

 男子団体1回戦を行い、日本はカナダに3―0で勝ち、準々決勝に進んだ。シングルスで水谷隼(23=スヴェンソン)は3―0でホを、丹羽孝希(17=青森山田高)は3―0でワンを下し、ダブルスでも岸川聖也(25=スヴェンソン)丹羽組が3―0でアンス、ホ組を破った。5日に香港と対戦する。

 日本を勢いづかせたのはチーム最年少の丹羽だった。シングルスとダブルスに出場してベスト8進出に貢献。10年ユース五輪金メダルの若き天才は初めての五輪の舞台に「最初は会場の台に慣れなかった。1ゲーム目でサーブの感覚をつかんでからは大丈夫だった。自分の技術は全て試すことができた」と胸を張った。

 宮崎義仁監督(53)は「途中から短いサーブを出せるようになった。岸川とのダブルスでも高い技術力で勝った」と称えていた。

 ロンドンでは刺激も受けた。バドミントン女子で青森山田高の先輩の藤井瑞希(24)、垣岩令佳(23=ともにルネサス)が日本バドミントン界初となるメダルを獲得。やはり高校の先輩である福原愛(23=ANA)も女子団体でのメダル獲得が目標となる。先輩に負けじと、現役高校生が突っ走る。

続きを表示

2012年8月5日のニュース