大村ボート・SGグランプリ優勝戦 白井英治 10度目の挑戦で悲願のグランプリ初制覇

[ 2022年12月18日 22:45 ]

師匠の今村氏(左)に黄金のヘルメットをかぶせ笑顔の白井
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 ボートレース発祥の地・大村で初めて開催されたSG「第37回グランプリ」は18日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の白井英治(46=山口)がイン速攻で圧勝。10度目の挑戦で悲願のグランプリ初制覇を成し遂げた。優勝賞金1億円を獲得したが、馬場貴也が2着に入ったためランキングは2位。賞金王争いは白井が出走する徳山一般戦(27日~23年1月1日)に持ち越しとなった。

 雪と雨が降り続いた最終日の大村。だが、優勝戦を前に収まり、もやも晴れた。視界が広がった水面で白井はインからコンマ09のスタート。1M先制を決めると、外5艇に付け入る隙を与えず独走態勢に持ち込んだ。優勝戦1号艇で3着に終わった14年平和島グランプリのリベンジを達成した。

 レース後は「最後までもがいて調整して優勝戦は展示から雰囲気が良かった。平和島の時は若くて何もそろっていなかった。初めて師匠(今村豊氏)に恩返しできたと思うが、言葉では言い表せられない」と偽らざる心境を明かした。

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2022年12月18日のニュース