【朝日杯FS】ドルチェモアが2歳王者に!!桜花賞馬の母アユサンの血が阪神マイルで騒いだ

[ 2022年12月18日 15:43 ]

G1・朝日杯フューチュリティS ( 2022年12月18日    阪神芝1600メートル )

<朝日杯FS>ゴール前の叩き合いを制したドルチェモア(左)、手前は2着のダノンタッチダウン、レイベリング(右)が3着(撮影・井垣 忠夫)
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 マイルの2歳王者決定戦はドルチェモア(牡=須貝)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分33秒9。2着にダノンタッチダウン、3着にレイベリングが入った。

 ドルチェモアは父ルーラーシップ、母が13年桜花賞を制したアユサン(母の父ディープインパクト)の血統で、通算3戦3勝。重賞は前走のサウジアラビアRCに続く2勝目となった。

 騎乗した坂井は「全ての関係者に感謝したい。4回連続で追い切りに乗せていただいて、この馬のことは分かっていた。打ち合わせ通りいいレースができた。道中もうまくいったし、直線もしっかり反応してくれた。G1を勝つことができて少しは恩返しできたかな」と胸を張った。

 坂井は今年の秋華賞に続くJRA・G1通算2勝目。須貝師は今年のヴィクトリアMに続くG1通算15勝目となった。

 ▽朝日杯FS 1949年に関東地区における2歳(旧表記3歳)馬のチャンピオン決定戦として「朝日杯3歳ステークス」が創設され、2013年までは中山競馬場で行われていたが、14年に阪神に移行された。創設時は芝1100メートルだったが、1959年に芝1200メートルに延長され、1962年以降は現行の芝1600メートルに。01年に現在のレース名に改称された。

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2022年12月18日のニュース