【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】4日中山8R 休養で成長したスプリットステップが良績ある砂で躍動

[ 2018年3月4日 08:00 ]

 土曜の当欄で取り上げたチューリップ賞の◎マウレアは、リリーノーブルとの激しい競り合いを制して2着。今後を考えると、賞金を加算できたのは非常に大きい。優先出走権を獲得した桜花賞だけでなく、オークスへの出走もほぼ当確。これで春はクラシック2戦に集中できる。阪神JFに続いて完敗を喫したラッキーライラックは難敵だが、13年の桜花賞を制した全姉アユサンはチューリップ賞3着後に体調が急上昇しての戴冠。姉と同じように栗東滞在で本番に備えるマウレアが、どんな上昇カーブを描くのか注目したい。

 大物対決となった本日の中山11R・弥生賞は、福永騎乗のワグネリアンを◎指名。その馬券資金は中山8Rの◎スプリットステップで稼ぎだしたい。デビューが2歳2月と遅れた上に、休み休みの出走で4歳でもキャリアはわずかに5戦。今回も2カ月半ぶりの実戦だが、意欲的な調教メニューをこなせており、休養前より体質が強化された印象がある。昇級戦で初芝だった前走でも差のない4着と好走したが、現状、より信頼性が高いのは過去【2101】のダート。前走で現級2着のライバルが2頭いるだけに人気集中は考えにくく、馬券的にも妙味たっぷりの狙い馬とみた。

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2018年3月4日のニュース